基礎体温

思索の試作。嗜好の思考。

昨年(2017年)よく聴いたアルバム

いつしかアルバムをくり返し何度も聴くという経験が少なくなってしまい、一つ一つの楽曲との付き合いが希薄になってしまった。個人的にはMDLP(通常の4倍の長さを録音できるMD) が出た頃からその傾向が始まり、iPodで決定的になった。そして今ではAppleMusicがますますそれを助長している。ここではその是非は問わない。この変化によって、思わぬ出会いが生まれるという良さもあるし。

こうした傾向の中でも、くり返し聴き込んだアルバムは少数ながら存在はしたので、それらを思い出してみることにする。なお、2017年に特にくり返し聴いたアルバムであって、2017年リリースとは限らない。

async 坂本龍一

あえて街中のノイズとともに聴く音楽。電車の中で聴くのも良い。

がらくた 桑田佳祐

無理せず好きなように作れたアルバムという印象。次はもっとぐだぐだのアルバムも作ってほしい。

THANK YOU BLUE DAOKO

たまたま聴いてみたら非常に良かった。声と音とのバランスが絶妙。

NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST NakamuraEmi

AppleMusicのレコメンドでたまたま聴いてみた。昔で言う川本真琴のようなイタい系かなと思ったけど、自己客観視はできている楽曲。

Beautiful DJ KAWASAKI

DJ KAWASAKIって何なんだろうと思って聴いてみたら非常に良かった。集中したいときにもよく聴く。

まばたき YUKI

これはよく聴いた。円熟とフレッシュさがちょうどいい割合で配合されたという感じ。

UMA 水曜日のカンパネラ

彼らもAppleMusicがなかったら聴いてなかっただろうと思う。曲も詞もいいが、コムアイの声こそが極めて重要な要素だと思う。

Mozart:Requiem, K.626 ニコラウス・アーノンクール

モーツァルトのレクイエム。とにかくかっこよさにやられた。昨年のベスト。

People, Hell&Anglels ジミ・ヘンドリクス

何なんだろう、これは、と言うしかない、何かが吹き出しているようなギター。

BOSEのQuietComfortを使ってみて

半ば衝動買い的に

年明けだからと浮かれていたわけではないと思いたいが、わりと急にほしくなってBOSEQuietComfortのイヤフォンを買った。最近ではAirPodsに落ち着いており、ワイヤレスのメリットを実感してはいたのだが、電車や街中でラジオやクラシックなどを聴くときの聞こえづらさに潜在的な不満を感じていたのだろうか。「だろうか」というのは自分でもそこまで明確に意識していたわけでもなくやや後付けの理由のような気もするからだ。単に新しいものを試したかっただけかもしれない。

ほんとはワイヤレスにしたかったけど、あのヘアバンドみたいなのを首に巻くのもなんか違う気がして、実際にビックカメラで試してみたがこれはめんどくさいというか、ワイヤレスのメリットをあまり感じられなかったのでそれはやめにした。

実際に使ってみた所感

一週間ほど使ってみて、やはりコードがあると何かとややこしいなとは思うものの、ノイズキャンセリング機能はなかなかいいなと実感している。期待通りクラシックやラジオ、落語などを聞くときに重宝する。クラシックは交響楽や協奏曲のように賑やか目のものばかり聴くようになっていたが、これでピアノ独奏のように静かなのものも聴けるようになった。移動中でも聴く音楽が制限されないのは良い。

充電が必要だが、一回充電すればだいぶ持つし、万一バッテリーが切れても普通のイヤフォンとして使えるのは助かる。付け心地は、耳にフィットするが、ずっと付けていると耳が少し痛くなってはくる。私はもともとインナータイプが得意ではないので、これに限った話でもないのだが。耳と接するゴムのサイズも何種類か付いているので、サイズ調整すればモカ少し改善するかもしれない。

今のところ大きな不満はないがあえて挙げるなら、周囲のノイズは消すものの、人の声はあえて聞こえてくるように作られているのだと思うのだが、近くでおしゃべりをしている人がいるとそれだけが妙に聞こえてくるのが気になるという点だろうか。人の声をオン・オフできる設定があるとうれしいとは思う。(安全上の理由などがあるのかもしれないが)

水中で思考する

基本的に汗をかくことが好きではないので、いかに運動をせずに済ませようかと日頃から考えているのだが、さすがに体力の衰えも感じ、やむを得ず水泳を始めた。水泳にしたのは、自転車で3分ほどのところに公営のプールがあったという環境要因と、水泳なら汗をかかずにすむという理由からである。

週末にプールに行くという健康的な営みが、運動嫌いの自分でも続けられているのは、一回の水泳でそれほど無理をしないようにしていることに加えて、水中にいるとあらゆる電波的な干渉から一時的に離れられることがいい気分転換になっているのではないかと思われる。

スマホもイヤホンも腕時計もなく、近眼なので明瞭な視覚すらない。あらゆるデバイスがシャットダウンされる状況は、就寝時以外ではなかなかないので、これがいい気分転換になっていると思われる。水泳中は何かを筋道立てて考えるようなことはほとんどなく、思考の断片が浮かんでは消えていくことが多い。

また、水泳後にプールの隣にある体育館の休憩スペースで、GEORGIAの紙コップのコーヒーを飲みながら、公園を散歩する人々を眺めつつぼんやりと思索にふける時間も愉しみの1つである。そこで先ほど水中で浮かんだ思考の断片をつなぎ合わせているのかもしれない。

昨年買って良かったもの

昨年買って良かったもの

去年何を買ったのかがいまいち思い出せないけど

毎年、その年を振り返る一環で、その年に購入したもので良かったものを考える。だんだん年の境目が曖昧になっているので、そもそもその年に買ったのかはたまたさらに前の年だったかあやふやではあるのだけど、とにかく振り返ることにする。

AirPods

斜めがけのカバンを持つことが多いため、イヤホンのコードがややこしくなるのがいちいち小さなストレスであった。小さいとはいえ一日2回以上は発生するため購入に踏み切ったが、これは正解だった。特にマフラーをしている日には、その効果を実感できた。ほかのワイアレスではなくAirPodsにしたのは、そこまで強い動機はなかったがSiriを使えることが多少は影響していたのかもしれない。実際Siriはそこまで活用していないが「音楽かけて」というフレーズだけはやたら使っている。

あと、好みの問題だが、ケースを閉じたときのパチンという音が妙に好きである。

ポメラDM200

結構値は張るし、だいぶ迷ったが、ほぼ衝動買いしてしまった。物としては満足している。あとはどれだけ使いこなすかだろう。これによって断念していた親指シフトを再開し、それが今のところ続いていることが大きい。この文章もポメラDM200を使って親指シフトで書いている。まだローマ字入力に比べてだいぶスピードは劣るが、こうしてある程度の長さの文章を打てるようにまでは来た。早く親指シフトをマスターして、このポメラでさくさくと文章を綴っていけるようにしたい。

外に出よ

時間は有限だというきわめて当たり前のことを日に日に実感するのが、歳をとるということなのだろう

ピーター・ドラッカーの著書の中にある、特に名言とも言われていないフレーズで私がしばしば思い出すものに、「すべての成果は外の世界にある」という言葉がある。プロフェッショナルにとって成果を上げることの重要性を語る中で出てくる言葉なのだが、これがなぜか私の心を打ち、以来ことあるごとに思い出している。

なぜこんなことを書いているのかというと、今年の目標というかテーマを考える中で、外に出るということを意識したからである。その裏には昨年は外に出なかったという反省がある。ほとんど会社の中にいて、パソコンの前でこちょこちょやっていた気がする。それはそれで意味のあることをやっていたとは思いたいが、新しい価値、非連続的な価値を生んでいたかどうかというとさっぱり自信がない。

現場にも足を運ばず、人とも会わず、何かしらわかった気になっていたことが多かった気がする。これではいけない。私はいま住まい、住宅に関わるメディアの仕事をしているが、それこそ住宅、建築などその場に行かなければわからないことばかりだ。

というわけで、今年は外に出ることを己に課す。そしてそれをなるべく書き記すことで共有できるようにしたい。

仕事始めなのだが

新年最初の出勤日

4日から仕事にしたのは失敗であった。4、5はお休みにしておけばまだだいぶのんびりできたものを。なぜ4日の午前にミーティングを入れてしまったのだろうか。うかつであった。

新しい年を迎えるとこりもせず今年の目標やら何やらを考えてしまうが、ここではその詳細については触れない。

今年やりたいこと

1つは本を読むこと。闇雲に読むのではなく死ぬまでに読むべき本100冊という自分だけのブックリストを作成し、それらの本のみをストイックに読んでいく。読みたい本が現れたらブックリストに入れるべきかどうか吟味する。まだリストアップした本は20数冊なのであるが、これが100になったら新しい候補が出る度に既存のリストと比較し、どれかの本と入れ替えることでリストに追加していく。つまり、読むべき本リストは100を超えないようにするため、新しく読みたい本が出てきたらこの100冊との対決となるわけである。

今は徐々にリストを作っているところなのだが今月(1月)を目処にいったんは完成させたいと思っている。

指鍛錬日記 親指シフトの途中経過

2017/12/27

なるべく毎日やるようにと、毎朝通勤の電車の中で、ポメラ親指シフトモードで日記のようなものを書くようにしている。せいぜい20分くらいなのだが、毎日続けることに意味があると信じてやっている。

まだスピードはローマ字入力にとうていかなわないが、だいぶ頭の中に浮かんだことを打てるようになってきた。キーも、パ行と促音以外は覚えられた。ただ、よく打ち間違えるキーは相変わらず存在する。たとえば、いとう、ちとつ、りとる、いとん、など。いろいろなサイトにスピードを重視するより、正確さを重視すべき、速度はいずれついてくるとあるので、速さはあまり意識してなかったが、速度が出ないことには使い物にならないので、もう少しスピードも意識していった方がいいのだろうか。いくつかのキーはわりと無意識で押せるようになってきたが、これが徐々に増えていけばよいのだろうか。まあとにかく運動と一緒なので何度もくり返して体に覚え込ませるしかなかろう。

2017/12/31

親指シフトもやや速度が上がってきた。もう少しだ。使い物になるまでは。

それにしても、親指シフトにチャレンジすることで、普段のローマ字入力はいかに無意識に打てているか,キーボードを打つこと自体に頭を使うことがいかに思考の妨げになるかがわかった。だいぶ思考と打鍵がつながってはきてはいるが、それでもかなりのストレスである。本当に「しゃべるように打つ」レベルにまでいけるのだろうかと感じてしまう。とはいえ、いくつかの文字は無意識に打てるようになってきてはいるので、スポーツだと割り切って鍛錬するしかなかろう。