基礎体温

思索の試作。嗜好の思考。

時間の浪費か投資か

このところ、重いカバンを持ち歩くことが楽しいので、ポメラを持ち歩く機会が減った。そのため親指シフトも一週間ぶりである。少しやらないだけでいくつかのキーがうろ覚えになっている。何度も言うがスポーツと一緒だ。いやむしろ、楽器と似ている。楽器の練習も時間が必要だ。それも膨大な時間が。プロになるのでもない限り、なぜそれほどの時間を費やそうと思うのか、私も楽器をかじっていたが不思議でならない。その点においてはゲームに熱中するのと変わらない。なのにゲームの方が罪悪感を伴うのはなぜか。本人が満足すればなんでもいいじゃないかと思うが、やる対象によって時間を無駄にした感が異なる気がするのはどうしてなのか。

とうとうニンテンドーSwitchのゼルダを手に入れてしまった。「しまった」というのは、これから消費するかもしれない膨大な時間におびえているからだ。今回のゼルダは特にエンドレスだというではないか。ある知人は時間が吸い取られすぎるからSwitchごと売ってしまったそうである。まだ始めて間もないからあまりよくわかっておらず、やめどきが見えなくなることはないが、いつはまり込んでしまうことやら。

ただし、自分への言い訳というか、単なる自己正当化なのだが、今回のゼルダが現在の最高峰ゲームの1つであることはおそらく間違いなく、なんにせよ最高峰のものに触れるのはいいことだと思うので大いに味わおうと思う。単にゼルダをやりたいだけだが。