基礎体温

思索の試作。嗜好の思考。

TaskChuteから手書きの手帳に戻る

TaskChueteCloudをだいぶ使いこなしていたが、ここのところは手帳に書くことに代えた。いろいろ行ったり来たり。未だに固まらない。エルメスの手帳、それも見開き二週間の日本限定のタイプがやはり合っている。別にエルメスじゃなくても良いが、机にPCと置いても邪魔にならないサイズで見開き二週間のタイプはわりと見つからない。これに細々と予定とto doを書き込んで終わったら消していく。超整理手帳の時もほぼ同じ使い方だった。

このやり方の良いところは、予定を書き込み、その予定から逆算した日程のところにタスクを書いていけること。それを線や矢印で結ぶとつながりが可視化される。まあ紙の手帳としては当たり前の使い方ではあるが、その際に二週間分が見えていると少し先の予定を見越して予定を立てられるのが良い。これを追求したのが超整理手帳だった。あの手帳自体は縮小の一途だが、あれで身につけた方法は生きている。

ほかにもガントチャート風の手帳もこれに近い機能を持っていると言える。ただ、ガントチャートタイプもいろいろと試したが、タスクごとに書く場所が分かれているものではなく、どれもごちゃまぜな中に書き込むのが性に合っているらしい。おそらくプロジェクトに分類しづらい仕事が多いためではないかと思っている。

TaskChuteCloud自体はとても使いやすいツールで、Excel版でやりたいことも網羅できているし、jMatsuzaki氏が日々改善しているのも好感が持てる。唯一、私の使い方だと面倒なのがプロジェクト分類と完了後の評価。タスクを振り返るためには重要な要素ではあるが、私の使い方としてはタスクと所要時間の見込みがわかり、それをいつやるかスケジュールの采配ができればいいだけなので、プロジェクト設定は無視すれば良いが、完了後の評価を毎回聞かれるのはいささかうっとおしい。もしかすると無効にする設定があるのかもしれないが見つけられなかった。何にせよ、所要時間を可視化してスケジュールを組み立てられるという点で優れたツールだと思う。

ということで、ここしばらくは手書き手帳でやってみようと思う。この方法の弱点は手帳を忘れると何もできなくなること。常に持ち歩かないといけない。(その意味でも小さくて軽い手帳を持ち歩くようにしている)この点はCloud系のツールの方が便利だ。まあ、こっちもスマホを忘れると何もできなくなるのだけど。