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校正道具としてのiPad Pro 9.7

衝動買いというには、自分にしては随分と大きな買い物をしてしまったが、先日Apple StoreでiPad Proの9.7インチを購入した。容量128GBのCellularモデル。Apple Pencilとキーボード(Smart Keyboard)も付けて。

 

www.apple.com

 

Apple Careも入れたらトータル15万円くらいになってしまい、これだったらMacbookを新調したほうが良いのではないかとも考えたが、やはりここはiPad Proを選んだ。

 

衝動買いの理由は、なんだかんだ言って単に欲しかったから、Pencilを思う存分使ってみたかったから、というだけに過ぎないのだが、自分自身にいろいろと言い訳をしているなかで一番それらしかったのは、「仕事に使えるから」という理由だった。

 

仕事にどう生かせるのかについての具体例はいくつか挙げられるが、そのなかでも主なものは、移動時間・スキマ時間での執筆やメールなどの作業。そしてもう1つが、記事や原稿の校正作業である。

 

特に後者については、これまで「ウェブ記事をプリントアウトし、ペンで校正を入れ、それをスキャンしてPDF化したデータをメール等で送る」という作業をすることがわりとよくあったので、この一連の作業がiPadとPencilによってだいぶ簡略化されるのではないかという思惑があった。

 

さて、実際に校正作業をやってみてどうだったかというと、当初の目論見はほぼ達成されたと言っても良いのではないかと思う。この点においては、衝動買いも悪くはなかったというのが現時点での評価である。ただ、まだベストな方法が見つかっているわけではないため、今後も試行錯誤が必要だ。

 

いま行っている方法は、有料アプリになるが、PDF Converterを使ってウェブページ等をPDF化し、PDF Expertを使いながらApple Pencilでページに赤入れを行うというものだ。

 

 

 

まだ不慣れなためファイルの保存に手間取りはしたが、校正作業自体は案外スムーズである。ウェブページを紙に出力するのと、それをスキャンしてデータ化する作業が省けたため、作業工程が短縮されたのはもちろんではあるが、どんな場所にいてもその場で校正作業ができるようになったことが個人的にはかなり大きい。

 

以前の方法であれば、まずはプリンターとスキャナーが必要だったため、出先でふと校正作業を行うということがしづらかった。そうするためにはあらかじめページをプリントアウトし、その紙を日頃から持ち歩いておく必要があった(実際、よくそうしていた)。いまでは、外出中でも、すぐに原稿に赤入れをして戻すことができる。

 

なお、書き心地が悪くないとはいえ、Apple Pencilで校正の赤字を入れるのは多少の慣れが必要ではある。しかしこれはすぐに慣れるので、こと校正作業に関してはそこまで大きな問題ではない。

 

ちなみに、PCで画面キャプチャーを撮り、そこに注釈を付けるかたちでコメントや修正指示を入れる作業もよく行っているが、これがiPad Proだとマウス操作ではなくペン(Pencil)あるいは指先でできるので、作業がだいぶ楽になり、かかる時間も短縮されるようになった。

 

ところで、手書きではなくキーボードを使った校正については、Smart Keyboardが役に立っている。しかし、社内の共有ツールとしてGoogleドキュメントを利用している現状からすると、iPadでのGoogleドキュメント操作(アプリでの)は、やたら重たかったり、 漢字変換がしづらかったりと、動作の不具合が多いので、かなりストレスが溜まる。ここは、一刻も早い改善が待たれる。 このあたりについては、改めて言及したい。