基礎体温

思索の試作。嗜好の思考。

書くこと、読むこと

適正な文字量

編集者という仕事にいつしか携わって気がつけば10年以上は経っているので、そこそこいろんな原稿を手直ししてきた。いただいた原稿に対して、誤字・脱字などの適正化はもちろん、いかに読みやすく伝わりやすくするかの手直しや時には構成自体が変わる大手術…

持ち歩きデバイスが定まらない

通勤電車に乗る時間が長いので、なるべく座れるようにして、そこで仕事をしたり本を読んだりするようにしている。そこで持ち歩くのがMacBookとiPadキーボード付き、ポメラなのだがこの3つを持ち歩くのはさすがにヘビーなので、1つか2つを選ぶことになるがこ…

小さなキーボード問題

karabinerを入れることで左右のコマンドキーでかな・英数を入れ替えられるようにはしたが、MacBookと今使っている外付けキーボードで配列が微妙に違うため(USとJIS)、かっこやアットマークなどの位置が異なり、そのたびkarabinerのキーボード設定を変えて…

TaskChuteから手書きの手帳に戻る

TaskChueteCloudをだいぶ使いこなしていたが、ここのところは手帳に書くことに代えた。いろいろ行ったり来たり。未だに固まらない。エルメスの手帳、それも見開き二週間の日本限定のタイプがやはり合っている。別にエルメスじゃなくても良いが、机にPCと置い…

手書きノートをiPad&Apple Pencilに集約させた

ノート好きにありがちな情報の散逸 紙のノートブックが好きで、お店で見たことのないもの、かわいいものがあるとつい買ってしまうことが多く、気がつくとノートだらけになっている。そんなわけでいろんなノートを使う結果、「あれはどこに書いたっけ?」とい…

コンテンツマーケティングに関する議論でどうしても話がかみ合わない人がいるのはなぜか

紙とウェブを含め、編集・コンテンツに関する仕事を十数年前やってきて、いまもいわゆるウェブの編集みたいなことをやっていますが、長い間ずっと違和感を抱いていることがありました。 コンテンツ、特に「コンテンツマーケティング」的な文脈においてよく感…

未完のユリシーズ

翻訳家の柳瀬尚紀氏が昨年(2016年)亡くなっていたことのショックがまだじんわりと残っている。 そもそも今年の正月に親戚の家へ行く途中のバスを待つ間にふらりと立ち寄った本屋で河出書房の分厚い『ユリシーズ』が平積みされていたからとうとう出たのかと…

キーボードをHappy Hacking Keyboard(HHKB) Professional BTに変えることで、本当に執筆体験が豊かになるのか

すっかり手書きで文字を書くことが減ってしまった。手帳やA4レポート用紙を持ち歩き、なるべく手で書く機会を持つようにはしているのだが、それでもパソコンのキーボードで文字を打つ方が圧倒的に多くなってしまった。それだけにキーボードの品質は大事なこ…

校正道具としてのiPad Pro 9.7

衝動買いというには、自分にしては随分と大きな買い物をしてしまったが、先日Apple StoreでiPad Proの9.7インチを購入した。容量128GBのCellularモデル。Apple Pencilとキーボード(Smart Keyboard)も付けて。 www.apple.com Apple Careも入れたらトータル1…